コロナの影響で人々が外出できなくなった一方、全国的に大きく需要が伸びたのが
Uber Eats(ウーバーイーツ)です。
配達パートナーは、注文者の元へ料理を配達して収入を得ることができますし、時間の制限やシフトもなく、隙間時間を活用し好きなエリアで稼働できる新しい自由な働き方です。
今回の記事では、沖縄でのUber Eats の働き方について知りたいあなたのために、
- 沖縄でUber Eats の配達パートナーをしたら稼げるのか?
- 暑い沖縄でUber Eats 配達パートナーになってキツくないのか?
- 結局、普通のバイトとUber Eats だとどっちがいいのか?
などをまとめてみました。
独自でアンケート調査をしてみて、たくさんの人からアドバイスが聞けたのでそれらの情報をまとめてみたいと思います。
アンケート調査を実施!沖縄でUber Eats は稼げる?稼げない?

沖縄の最低賃金といえば、毎年全国ワーストクラスですよね。。
沖縄の最低賃金 820円/時間
全国平均 930円/時間
令和3年度地域別最低賃金改定状況 厚生労働省HPより
となれば、Uber Eats の配達パートナーと普通のアルバイトだとどちらが稼げるのかが一番気になるポイントです。
Uber Eats の配達パートナーをやるのであれば、他のバイトより稼ぎたいと思いますよね?
そこで当サイトは沖縄でUber Eats の配達パートナーとして働いた人からアンケートを取ることに成功したのでその結果をまとめてみたいと思います。
沖縄でのUber Eats の報酬は?
まず、一番気になるお金の部分ですが、以下の注意点を踏まえながら参考にしてみてください。
- 配達パートナーは個人事業主であるため一般的な「給料」の意味は持ちません
- 時給換算や収入・チップは個人の体験によるもので、その収入を
得られるわけではありません。 - 地域や稼働時間などによって収入額が異なります。
時給約1000円 週2回 1日約4時間労働
時給加算1327円、週3、1日5時間
時給換算 1000円 1日3時間労働
沖縄のUber Eats 配達パートナーの平均時給を計算してみると、
- 平均時給1,011円
- 1日3.6時間
- 週2.5日労働
今回のアンケート調査ではわかったことは、
「労働時間と時給には大きな関連性はない」というです。
長く働いた分、時給換算するとそこまで高くなくなった人もいれば、同じ5時間働いた人の中でも時給換算で900円ほどの差がついている結果もありました。
効率よくUber Eats で稼ぐためには沖縄の地形や特徴を踏まえた上で戦略的に働くことが最も重要であることがわかりました。
それでは、高時給で働くことができた方の稼ぐコツを紹介していきたいと思います。
沖縄でUber Eats するなら知っておきたい稼ぐコツ
沖縄でのUber Eats で稼ぐために意識をしたこととしては大きく2つです。1つ目は選択エリアを重視した点です。沖縄は人口の減少と過疎地域の増加もあり、Uber Eats のサービス導入化地域はまだ限られています。サービス拡大で地域の拡大も始まりっていますが、メインで使う人は那覇市周辺になることが予想できたので、那覇市で働くことで稼働数を増やせるように意識しました。2つ目に、稼働時間帯を繁忙期に絞ったことです。当然のように値居食屋職時間帯に注文者が増えるということで注文が多いであろう時間帯に絞って稼働時間を増やしました。
沖縄は範囲が広いので長時間配達を狙うのが有効です。長時間配達はチップをもらえる事も多くそれだけで近場の配達よりも単価が高いのでいいです。配達エリアは都心の方が需要が高いので、昼時は都心で待機したり休みの日は長時間配達の人を狙うようにしています。時間や曜日によって配達エリアや待機場所を絞り込む事で集客率が格段に上がるので、そういう点では工夫が必要だと感じます。また人気店は注文が入りやすいのでその付近で待機するのも良いです。
週末の日に徹底的に配達頻度を増やしてくようにしました。注文してくれる数も圧倒的に多いですし、特に昼の時間帯と夕方あたりの時間帯は注文が次々にやってくるので、そういった時間を狙い目にして積極的に配達をしようとしています。また、意外に雨の日に稼げるのでおすすめです。外出をせずにご飯を食べようとする方が沖縄でも多いので、そこも狙っています。しかし雨の日はバイクなどの運転も面倒なので気をつけなければいけません。
内地では、必ずと言っていいほどバイクでの移動が必ず必要だと思います。自転車等でも、行えますが中々沖縄は移動距離が長いので配達場所の当たりが悪ければ帰ってくるのも大変なので、時給換算すると1000円を下回ってくることがあります。ですので、バイクでファーストフード店の前で待っているのが1番効率が高いと思います。ファーストフード店のマクドナルドなどなら、ほとんど近くでの配達になるので、回数をこなすことが出来ますし、ボーナスなども達成しやすくなります、これがコツだと思います。
上記の回答者はいずれも時給換算で1000円/時 以上を稼ぐ方のコツです。
簡単にまとめますと、
- エリアを都市部に絞る(特に那覇市)
- 稼働時間を繁忙時間帯に絞る
- 人気店やファストフードなど、利用率が高いお店の近くで待機する
- 雨の日は配達パートナーも少なくなるため狙い目(運転などは注意が必要)
沖縄圏外だと配達手段としては自転車もありますが、今回アンケートを答えた方はみんなバイク・原付きを利用していることがわかりました。
上記4つのポイントを抑えた上で配達パートナーとして働くと、高時給で働ける可能性が高くなりそうです!
沖縄でUber Eats 配達パートナーとして働いてキツかったこと
最後に、沖縄でのUber Eats 配達パートナーとして働く際の注意点・キツかったことなどをまとめてみました。
・気候変動が大きい点
沖縄という気候に特性がある地域ですので、豪雨や台風の中でも稼働しなければいけないことが大変でした。沖縄は海に近く、夏場は特にスコールに見舞われることがあります。そんな天候の悪日こそ家を出たくない人達はUber Eats などの配達サービスを利用するので稼ぎ時ではある一方で、雨の中稼働しなければいけないという精神的なつた差がありました。
・注文者数が少ない点
人口も多く、出張者・旅行者が多い那覇ではありますが、Uber Eats などの配達サービスはあまり多く利用されているイメージがありません。というのも、観光できている人たちが、わざわざホテルでUber Eats を利用するわけもなく、飲食店へ出向くに決まっているのです。しかし、一定の注文者数はおり、人口も多いことから、働く地域としては那覇一択と思っている自分はその地域での少ない注文を勝ち取るために稼働を続けるしかありませんでした。
沖縄での配達パートナー経験で大変だったこともあります。
私自身が沖縄が地元だったり、以前住んでいたこともなかったので、最初の頃は道を覚えたり地名を覚える事が慣れず苦戦しました。簡単そうな漢字の地名でも沖縄独特の読み方をする場合もあります。
メインで稼働していたおもろまち周辺では、駅前に大きな坂道があり毎日何回も往復を繰り返していたので体力的に相当負担になりました。
沖縄本島の中心部から少し外れた場所でもUber Eats 加盟店があり、浦添市や、トロピカルビーチ周辺のエリアでも配達がありました。このエリアになると、GPS上では目的地に到着していても、建物がどれだろうと言うように分かりづらいことも何回かありました。
私は楽天モバイルを使っていたので、沖縄では楽天の電波が届きにくいのか、通信が遅い、頻繁に途切れる事が多々ありました。これから沖縄でUber Eats パートナーをする場合はauのケータイを使う事をおすすめします。
天候がいい日は良いのですが、雨の日は路面が滑りやすく配達が大変でした。雨の日は、裏を返せば配達パートナーが少なく稼ぎどきではあります。雨の日ボーナスもあり、時給加算も高くなるのでお得だと感じます。ただ、沖縄の土地柄か道が舗装されていないところも多いので、雨の日の走行は危険も伴いました。また沖縄は坂道が多いので大変だと感じます。バイクでもあまりスピードを出しすぎると危険を伴うので安全運転を心がけました。稼げる時間帯や場所ですが、おもろまちや国際通りが稼ぎやすく、特に御飯時の昼の12:00〜14:00と夕方の18:00〜20:00が注文が入りやすかったです。沖映通りはデザート店が多いので、昼過ぎのおやつタイム15時~17時頃に待機することで比較的稼げました。那覇エリアは坂道もキツく範囲も広いのでブーストが発生することが多くボーナスクエストも合わさることでかなり稼げます。稼ぎ方はそれぞれですが、自分に合うやり方やコツを見つけることで売り上げは格段に変わると感じます。
まずは営業時間が微妙に短いところが少し不便にも感じてしまいました。東京などは朝の7時頃から夜中の2時まで平気で営業していたりするのですが、沖縄では朝が9時から始まり、夜は24時で営業終了してしまうのです。夜中でもそれなりに注文はくるので、あと数時間増やしてくれればもう少し稼ぎやすくなるのですが、それが実現できていないので、それなりに稼ぐのは大変です。次に道についてなのですが、沖縄本島で配達をしているのですが、なかなか平坦な道というのが少なくて苦労しています。丘陵地や大地が多くの割合を占めており、自転車やバイクで配達をしようとするとかなり体力が必要になってくるのです。片道数キロでもかなり疲れてしまうことも多いですし、そこから帰るとなると、次の配達に行くのがきついです。そしてこれは当たり前のことなのですが、やはり暑さは配達の上ではかなり大きな壁になってきます。運動をしながらお金を稼げるのは良いのですが、やはり体力がなければ難しいです。
その他の意見をまとめますと、
- 気候変動や暑さがあるので自転車はおすすめできない
- 沖縄特有の地名に最初は苦しんだ
- 携帯の電波がたまにネックになる(auはおすすめ)
- 那覇市内は意外と坂道も多い
この点を踏まえて事前に対策をしていくと、一人勝ちできそうな市場でもあるとのこと。
天気は良い方向にも悪い方向にも転がりそうな感じでしたね。
ただ、総合的にみて「沖縄でUber Eats の配達パートナーとして働くのは穴場でおすすめできる」との声も多数ありました。
沖縄のUber Eats のエリア・範囲
沖縄のUber Eats 利用可能範囲は全域に広がっているわけではなく、一部の地域に限定されています。
配達パートナーとして登録する際に、あなたの住んでいる場所がエリア外であってもエリア内に移動すれば問題なく仕事することはできます。
沖縄でUber Eats が利用できるエリアは以下の通りです。

沖縄南部エリア | 那覇市 |
浦添市 | |
豊見城市 | |
南風原町 | |
糸満市 | |
沖縄中部エリア | 北谷町 |
沖縄市 | |
宜野湾市 | |
北中城村 |
※2022年2月現在
そもそも沖縄のUber Eats は需要があるのか?
「沖縄でUber Eats の需要がなければ稼げないのでは?」
なんて心配されているかもしれませんが、結論から言うと、
沖縄のUber Eats の需要・利用率はまだまだ伸びる可能性は十分にあります。
理由としては、
- 沖縄県民のUber Eats の認知度がまだまだ低い
- 利用可能エリアがまだまだ狭い
- 配達パートナーがまだまだ少ない(ライバルが少ない)
という点が挙げられます。
Uber Eats の認知度が低く、利用可能なエリアがまだまだ狭いということは
Uber Eats 注文者の伸び代がかなり大きいことを意味します。
まだまだ利用ができていないエリアだけで言っても
- 中部で人口の多いうるま市、嘉手納町、読谷村
- 北部最大の都市の名護市
- 観光客で人気の恩納村
などなど、大きな需要が見込める市町村がエリア外ということは今後の需要もまだまだ無限大に広がっている可能性があります。
加えて、Uber Eats で稼ぐための重要な要素である、配達パートナーの数もやはり、需要に対して全然足りていません。
今登録すれば一人勝ちできそうな市場でもあります。
[アンケート調査の結果も載せる]
Uber Eats の登録方法
では、実際にUber Eats の配達パートナーに登録する方法を簡潔にご紹介します。
詳しく順に説明していきます。
①公式ホームページにアクセス
まずは、Uber Eats の公式ホームページにアクセスしましょう。

②姓名・電話番号・パスワード・都市を入力
アクセスできたら姓名・電話番号・パスワード・メールアドレス・ドライバー登録を希望する都市・招待コード(任意)など、必須事項を入力して次に進みます。
③乗り物を選択
(2022年2月現在)Uber Eats では以下の3つの車両から選択可能となっています。
・自転車または徒歩
・原付バイク(125cc以下)
・軽自動車または125cc超のバイク
原則配達方法の選択についてはこの3つの中から1つしか選択できませんので注意してください。
ただし、登録後の変更は可能なので、「原付バイクが壊れてしまった」「他の配達方法の方が向いているのかも」となった時も安心して変更できます。
④本人証明の書類を提出
配達車両の選択が終わったら、次に本人証明の書類を提出します。
本人証明の書類に必要なものが以下になります。
・身分証(運転免許証・パスポート・マイナンバーカード・在留カードのいずれか)
・顔写真
・ナンバープレート(軽自動車または125cc超のバイクのみ)
・自賠責保険証(軽自動車または125cc超のバイクのみ)
顔写真については今すぐカメラで撮影するか昔に撮った写真を利用するか選択できます。
また、軽自動車または125cc超のバイクで配達する場合は、ナンバープレートや自賠責保険などの書類が必要になりますので準備しておきましょう。
⑤数日後に承認のメールが届けば即日稼働
本人証明の書類の承認には1~2日ほど時間がかかります。
書類の承認がされれば登録完了メールが送られてきますので、登録完了後は、
・銀行口座のキャッシュカードを登録
・ドライバーアプリをインストール
・配達バッグを購入
銀行口座のキャッシュカードを登録・ドライバーアプリをインストール・配達バッグを購入で、配達パートナーとして稼働していくことができます。
当たり前ですが、銀行口座のキャッシュカードを登録しないとお金が振り込まれません。
また、Uber Eats は海外企業の為一部ネット銀行は使用できませんのでご注意ください。
ドライバーアプリのインストールに関しては、アップルストアなどから「Uber Driver(ウーバードライバー)」と検索すると専用のアプリが出てきます。

インストールして、登録したメールアドレスやパスワード、電話番号を入力してご自身のアカウントにログインします。
最後に配達バッグを購入します。
実は、Uber Eats の配達バッグは無料でもらえるわけではありません。
最後に配達バッグの購入ですが、以前はデポジット制でしたが2022年2月現在は事前購入制に変わっています。
また、Amazonでの販売も2021年12月で公式販売が終了し、2022年2月現在でAmazonに販売されているUber Eats の配達バッグは中古品や転売品、模倣品などになりますのでご注意ください。
Amazonに代わりキナラの公式ショップにて正規品の定価購入が可能になっています。
また、Uber Eats では専用のバッグを使うことは強制されておらず、他社のフードデリバリー専用のバッグなどを使うことも可能ですので、もし他社で掛け持ちしたいなと思っている場合は他社のバッグを購入するのもありかもしれません。
沖縄でUber Eats を始めよう!
Uber Eats 始める前に準備しておきたいアイテム
何かを始めるときに事前の準備って結構大事です。
Uber Eats の配達パートナーも例外ではなく、いざ始めようと思った矢先に必要なアイテムがなくて困ったなんてことも。
そこで、Uber Eats の配達パートナーを始める前に準備しておきたいアイテムをまとめてみました。
必須アイテム
・スマートフォン
・配達用バッグ
・自転車orバイク(125cc以下、125cc超)
言わずもがなこの3つのアイテムはUber Eats の配達パートナーには必須アイテムとなります。
次に、あれば便利というアイテムをご紹介していきます。
あれば便利なアイテム
・モバイルバッテリー
・スマホホルダー
・ウエストポーチ
・コインケース(小銭入れ)
・緩衝材
位置情報などのアプリを常に起動させているためスマホのバッテリー消耗が激しく、配達パートナーにとっては必須レベルのアイテムと言えそうです。
もし配達中に電源が切れてしまったら…
と、考えるだけでもゾッとします。
持ち歩きにも邪魔にならないので、配達中の充電切れを防ぐために常備しておきましょう。
メリット
・配達中の充電切れを防ぐ(位置情報アプリを常に起動させる為バッテリー消耗が激しい)
デメリット
・特になし
効率面を考えるならスマホホルダーもあると便利です。
配達中に地図を確認する時、スマホホルダーがない場合ポケットなどからいちいち取り出さなければならず、落とす危険性もありますし、かなり手間になってきます。
その点スマホホルダーがあればそういった点を省けるのは、配達件数の向上にも繋がりメリットになりそうです。
もちろん、ながら見運転は危険なのでやめておきましょう。
メリット
・配達中の地図確認にポケットから取り出す面倒を省ける
・スマホを落とす危険性が下がる
デメリット
・ながら見運転になる可能性がある
ウエストポーチは現金支払いのやり取りの時に便利なアイテムです。
Uber Eats の配達パートナーでは、現金支払いの注文を受けるかどうかを設定できるのですが、この設定をONにしていると注文が入る確率もグッとあがり、より配達件数を稼ぐことができやすくなります。
メリット
・現金支払いの注文を受けやすくなり、配達件数が稼ぎやすくなる
デメリット
・ウエストポーチが大きすぎると少し邪魔に感じる可能性も
これも現金支払いのやり取り時にあると便利です。
コンビニの支払いとかで小銭を探して時間がかかるなんて経験ありませんか?
配達パートナーでも同じように、いざ注文者に返すお釣りを探す際に、1円玉が見つからなくて時間がかかってしまうなんてこともありえるかと思います。
そういった現金支払いのやり取りを短縮化するために、コインケースがあれば小銭を探す手間が省け、スムーズにやり取りできますよ。
メリット
・現金支払いのやり取りの際に小銭を探す手間が省ける
デメリット
・特になし(現金支払いのやり取り以外では不要)
ドリンクや汁物など、配達中にこぼれたり中身がぐちゃぐちゃになったりする可能性があります。
さすがにぐちゃぐちゃになった食べ物を渡すのは清潔感にも欠けて印象がよくありません。
そこでバッグの中を緩衝材で保護するのがオススメです。
特にオススメなのがサバイバルアルミシートです。
安くて軽くて、保温保冷機能もあり。
走行中の商品の状態の不安を取り除いてくれますよ。
その他、スポンジやタオルでも代用可能なので、自分にあった物をチョイスしていきましょう。
メリット
・商品がぐちゃぐちゃになる恐れがを低減できる
デメリット
・詰めすぎると中身が圧迫される
その他にも、自転車で配達する際に事故のリスクを低減するための自転車用ヘルメット、暑い夏場などで重宝しそうなスポーツボトルなど、あれば便利なアイテムはたくさんあります。
自分にあったアイテムを選び、優雅な配達パートナーライフを過ごしましょう。